子育て中のパパ・ママのお悩みとして多いのが、“週末どこに行こうか”問題。人気の場所は行き尽くしてしまってもう行く場所がない……なんてこともありますよね。
そこで今回は、2024年11月に嵐山に新しくオープンした『八十八良葉舎嵐山』をご紹介します。ここでは、自分で抹茶を点てて完成させる“体験型抹茶ラテ”が楽しめるんだとか。甘さを調整できるので小学生ぐらいの子どもでも飲みやすいですよ。ぜひチェックしてみてください!
2024年11月オープン「八十八良葉舎嵐山」
『八十八良葉舎(はとやりょうようしゃ)』は、京都・車折に本店を構える日本茶スタンドです。創業5年目を迎える2024年に、ゆっくり抹茶を楽しめる旗艦店として京都・嵐山に新しくオープンしました。
今までの店舗と異なるのは、カフェスペースが併設されていること。お客さんの「ゆっくり抹茶を楽しみたい」という声に応える形で、今回併設されたそう。
店内には、12席ある円形のテーブルが。その中心にはお茶の木が植えられています。店内のカラーが緑なのと、椅子が畳になっているのも茶室を感じられて気分が高まりますよね♡
外に出ると、20席のテラス席が。筆者が訪れた日は天気が良かったので風がとても気持ちよかったです。そしてさらに奥には……
なんと足湯が設置されているんです! 渡月橋や桂川など、嵐山の雄大な景色を楽しみながら足湯でくつろぐことができます◎
※足湯の利用には別途300円が必要
※飲み物のみ持ち込み可、食べ物は不可
自分で抹茶を点てて完成させる“体験型抹茶ラテ”
同店のメインは、嵐山店限定の『抹茶ラテセット』(3,000円)。自分で抹茶を点てて完成させる“体験型抹茶ラテ”を楽しむことができます。
「初めてで上手にできるのか不安…!」と思うかもしれませんが、安心してください。
抹茶ラテの作り方が詳しく書かれた説明用紙があるので、初めての方や子どもでも安心して抹茶を点てることができます。さっそく抹茶ラテを作っていきましょう。
まずは抹茶の入った茶碗に、ビーカーの中の水を全て注ぎます。
そして、茶筅を使って水と抹茶を練るようにしっかりと混ぜ、ペースト状にします。茶筅は竹でできていることが多いですが、ここでは樹脂でできたものを使うので、初めてでもやりやすいですよ。
次に、茶碗にお湯を注ぎ、今度はMを描くように茶筅を動かします。
抹茶とお湯がよく馴染んだら、ミルクが入ったカップに出来上がった抹茶を注いで……
『抹茶ラテセット』の出来上がりです! 「抹茶を気軽に楽しめるように」と、ここでは作法を気にせず抹茶を点てることができるので、初心者でも楽しみながら体験することができました。だんだんと完成に近づく様子がわかるので、出来上がるまでワクワクが止まりません♡
抹茶ラテと一緒に5種類の和スイーツも楽しめます。左から、『八十八プリン』、『葛餅』、『抹茶テリーヌ』、『柚子クッキー』、『抹茶団子』。『葛餅』と『柚子クッキー』はセットのみでしか味わえないんだとか♡
※セット内容は季節によって異なる場合があります
また、以前から大人気の『抹茶テリーヌ』は、今までは一本単位での販売のみでしたが、ここでは『特濃抹茶テリーヌ』(800円)を注文すると、カットされた単品のテリーヌを楽しむことができますよ。
甘さが調整可能で飲みやすい◎
コントラストが美しい抹茶ラテは、出来上がってすぐの状態だと牛乳と抹茶のみのシンプルな味わいです。苦味の少ない抹茶を使用しているので、苦味はほとんどなく抹茶の味わいをしっかりと感じることができます。
甘さが欲しい場合は、スタッフの方に声をかけるとシロップをもらうことができます。自分で少しずつ味見しながら好みの甘さに調整できるので、甘いものが好きな方にもおすすめです。
テリーヌや抹茶、オリジナルグッズの販売も
店内には、『半焼抹茶』(750円)や『特濃抹茶テリーヌ』(4,000円)、『八十八プリン』(650円)などの抹茶やスイーツ、Tシャツなどのオリジナルグッズの販売もあるので、気に入ったものはお土産として買って帰ることも可能。自宅でも抹茶のおいしさを堪能することができますよ。
嵐山の中心地で、足湯や抹茶点てなど特別な体験ができる『八十八良葉舎嵐山』。「抹茶を点ててみたいけど、本格的な茶室に行くのは気が引ける……」なんて方や、子どもにはぴったりです。週末のお出かけに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
【詳細情報】
八十八良葉舎嵐山(はとやりょうようしゃあらしやま)
住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町33
営業時間:9:00〜18:30
文/きょうとくらす編集部
【画像】きょうとくらす編集部
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